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島人ぬ宝

2/28ヤギ博士・平川宗隆さん

私は今回、ヤギ博士こと、沖縄山羊文化振興会の発起人、
平川 宗隆さんにお会いしてきました。



平川さんは想像以上にヤギの事が大好きで、
研究以外でも趣味でヤギの絵を描いたりと多才な方でした。
平川さんがヤギを研究しようと思った最初のきっかけは、
以前インドを旅した際ヤギ肉の入ったカレーとの出会いだったそうです。
沖縄では、
お祝行事や棟上げ式などでヒージャー(沖縄でヤギの意味)をお汁にして食べますが、
中近東や東南アジアでは様々な香辛料を加えて食べられており
その食べ方の違いに興味を持ったそうです。
また沖縄ではよく食べられているが本土ではめったに食べられていないことにも
「何かある!」と感じ、
当時まだ研究されていなかったヤギを研究し始めたそうです。

そして私達は今回実際に、
同振興会メンバーの新城政秀さんが経営する“はごろも牧場”へお邪魔しました。
9月から12月の限られた期間のみ雌が雄を許容するヤギは、
今がちょうどお産の時期で牧場にはたくさんの子ヤギがいました!!




ヤギはおとなしい性格かな?と思いきや、
取材中の私に飛びかかってきたり、
足もとでおしっこをしたりと本当にやんちゃで元気いっぱいでした!!
また新城さんの牧場には沢山の種類のヤギが飼育されており、
顔の形や体の色、模様がユニークで見ているだけでとても楽しかったです。

平川さんが幼い頃は、私達が自宅で犬や猫を飼うようにヤギを飼育しており、
間近につぶせれて調理されるヤギを見て自ずと命の大切さを学んだそうです。
今の子供たちは家庭で食べている肉の原型を知らない子も多く、
命の大切さを身近に感じる機会が少ない。
だからこそ学校教育現場で比較的飼育のしやすいヤギを飼い、
ヤギの温かさを肌で感じてもらいたい。
そして、学校給食で子供たちでも食べやすいような献立を作り
実際に口にして命の大切さを学んで欲しいと語っていました。
沖縄では古くから親しまれているヤギをより多くの人に知ってもらい、
食べて頂きたいと語る川平さんの活躍に期待いたします。
何年後かヤギの加工食品や、ヤギミルク、
種類の豊富なヤギ料理が街中を賑やかす事を楽しみにしています。

レポート:新城 有希子