プールに入ると目が充血する

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各地にスポーツクラブがたくさんできて、スイミングもとても朧んになってきました。スイミングは全身のエアロビクスに最適のスポーツですから、もっともっと盛んになっていいと思います。私白身も水泳は大好きで、毎週一回は泳いでいます。大好きなプールですが、ひとつ問題があります。泳ぐたびに目が真っ赤になってしまうことです。

プールに入るたびに目が赤くなる人がいますが、これも大事なドライアイのサインです。「プールは水だからドライアイにはいいはずだ!」と思われるのももっともですが、実は違うのです。問題は泌透圧とカルキにあります。

涙は目にとって海にあたりますが、この海は泌透圧が三〇〇ミリオスモル(泌透圧の単位)、PHが7.0程度に保たれています。ところがプールの水は泌透圧がず1つと低く(ゼロに近い)真水です。海に住んでいる魚を輿水に入れたら死んでしまうように、目も泌透圧ゼロの真水では障害を受けてしまいます。

それでも、目の表面がしっかりしていたり、涙の機能が十分な人は、自分の涙ですぐに洗い流すことができるので問題は少ないわけです。しかし、ドライアイではそうはいきません。いつまでもプールの水が目のなかに留まり、目の表面が障害を受けて目が充血します。

そのうえ、プールの水を消毒するカルキにも問題があります。カルキの濃度は規則で0.4~1.0PPMに保持するように定めれられています。この濃度ですと、プールのなかのバイキンを殺すのにはちょうどいいのですが、目のなかにプールの水が入ると、目の表面が障害を受けることになります。この場合も、自分の涙がしっかりしていればすぐに洗い流してしまうことができますが、涙の少ない人ですといつまでもカルキが目の表面に留まり、目が赤くなったりしてしまうのです。

プールに行くと、「プールのあとは目を洗いましよう」と張り紙などがしてあって、目洗い器がおいてあるところがよくあります。あの目洗い器から出る水は水道水ですから、プールの水と同じで浸透圧ゼロ、カルキもある程度含まれています。私などは目洗い器で目を洗うと、とたんに目が真っ赤になってしまいよけい悪くなります。

実際、強い水道の水力で目を洗うのは、目の表面にいいことはありません。ウイルスや細菌は洗い流すことはできても、目の表面を傷める可能性があるのです。ここでも涙のしっかりしている人はなんともありませんが、ドライアイの人には問題が起きるのです。

このように、プールに入ると目が赤くなるというのは、ドライアイのサインなのです。

また、プールに入らなくても目がよく赤くなるという人がいます。少し仕事をしすぎたり、夜遅くまで起きていたり、外で遊んでいたりすると、すぐ目が赤くなる。

友達に「目が赤いよ」などといわれたりしたことはありませんか? プールの水も仕事のしすぎも、どちらも目への負担です。少しストレスが加わっただけで赤くなる―これもドライアイのりっぱなサインなのです。  

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