コンタクトレンズができなくなった

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いままでコンタクトレンズをしていた人が急にできなくなったとか、コンタクトレンズをしようとすると、目がごろごろして痛いなんてことがあります。実はこれもドライアイの大事なサインなのです。

それではここで、コンタクトレンズについて少しお話ししましょう。 コンタクトレンズをしている人が増えています。アメリカでは二四〇〇万人、日本でも八〇〇万人くらいの方がコンタクトレンズを使っているといわれています。メガネをしないですむので、とても便利と女性に大変人気があります。最近は使い捨てのコンタクトレンズが出てきたり、目の色を変えられるカラーレンズが出たりと、いろいろ話題を呼んでおり、コンタクトレンズを使
う人はもっと増えてくるでしょう。

便利、便利と使うのはいいのですが、油断は禁物。コンタクトレンズで問題が出ることも少なくないので、基本的なことは理解しておく必要があります。

コンタクトレンズは車と同じように文明の産物ですから、便利でいったん使ったら手放せないのですが、事故が起きたら大変です。車の運転をするには、教習所で基本を学び免許をとる必要があるように、本来ならばコンタクトレンズを使う人も、これを十分勉強する必要があるのではないでしょうか。

コンタクトレンズ―名前はコンタクト(接するという意味)ですが、実はコンタクトレンズは目の表面には接していません。涙の海に浮いているのです。ノンコンタクトレンズ、あるいはフローテインクレンズとでもいうべきかもしれません。ですから、海が浅ければ船が座礁してしまうように、涙が少ないとコンタクトレンズも座礁してしまいます。船の場合は海の底より船のほうがやわらかいので船が壊れますが、コンタクトレンズでは目の表面に傷がついてしまうわけです。

コンタクトレンズを使うためには正常な涙が欠かせません。もしコンタクトレンズをしている人で、「目がごろごろする」とか、「目が不快だ」「目が痛い」などの症状があれば、まず涙が正常かどうかを調べる必要があるのです。

実際、東京歯科大学眼科と亀田総合病院幕張クリニックでコンタクトレンズ装用中に問題のある患者さんを調べたところ、なんと九三パーセントの人がドライアイであることがわかりました。

涙は年齢とともに減少しますので、何年もコンタクトレンズを装用していた人が急にできなくなるということもあります。そのようなときは、まずドライアイを疑う必要があるのです。

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