目が重い
「目がなんとなく重い」「目がなんとなく不愉快」というのも、ドライアイの大事なサインです。患者さんによっては、この二つの症状をとくに強く訴えます。よく聞いてみると、なんとも表現のしようのない感覚なのだそうです。「目があることを意識する感じ」「目にいやな感じがする」「目がしゅぱしゅぱする」「目がおかしい」などともいいます。これらの症状が目の乾きと関係するわけですが、目の疲れと同様に、環境によってよくなったり悪くなったりします。
これらの症状はまちがいやすいので重要です。というのは、もしこれらの症状がドライアイによるものだということがわからないと、安易に”精神的なもの”という診断がくだされてしまいかねないからです。
もちろん、これらの症状が精神的なもので起こることも十分考えられます。でもそれよりドライアイのほうがずっと頻度が高いのです。実際、私の患者さんで何年も神経科に通っていた人がいますし、気のせいですといわれて何年も過ごしてきた人もいるのです。
こうした人は、ドライアイではないかと疑ってみないかぎり診断がつきませんので、これらの症状があったら必ずまずドライアイを疑ってみてください。この点はいくら強調してもしすぎることはないくらいです。
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